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産業廃棄物不法投棄の事例集

東京都環境局の公式サイトから、実際にあった産業廃棄物の不適正事例を紹介します。

参照元:http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/resource/industrial_waste/improper_handling/case.html

産業廃棄物の不法投棄など不適正処理の状況

環境省の平成27年度の不法投棄状況によると、不法投棄は平成10~16年頃にピークを迎えてから徐々に減少しています。しかし、完全になくなったわけではありません。分かっているだけでも143件、総量はなんと16.6万tにのぼります。不適正処理も減少傾向にあるものの新たに261件発覚しています。

不法投棄など不適正処理は、決して他人事ではありません。排出事業者(依頼主)は廃棄物に関して最後まで責任を負います。たとえ悪質な産業廃棄物処理業者に騙されたとしても、排出したゴミが不法投棄されてしまった場合、その責任を負わなければなりません。

事例1:「無償で引き取る」と言われたので、その場で引き取ってもらった

廃棄物を引き取ってもらう場合は必ず産業廃棄物管理票(マニフェスト)を交付する

廃棄物は「占有者が自ら利用し、又は他人に有償で売却することができないため不要になったもの」と定義されています。この場合は無償で引き取ってもらっているため廃棄物となり、口頭で約束して引き取ってもらうことはできません。必ず管理票(マニフェスト)を交付する必要があります。

事例2:いらなくなったものを自動車(ガソリン代100円)で運び、1円で買い取ってもらった

利益にならない不要物は「廃棄物」として処理しなければならない

売却金額から運搬費用を引いてもなお排出事業者に利益が出る場合は、廃棄物ではなく「有価物」と呼ばれます。

このケースでは自動車の燃料費の100円が運搬費用、売却金額が1円なので、

売却金額(1円)-運搬費用(100円)=-99円

マイナス99円の損失になりました。排出事業者に利益がないものは「廃棄物」です。今回は形式的に有価物として引き取ってもらったため、不適正処理をしたと判断されます。

事例3:鉄くずは「専ら物(もっぱらぶつ)」なので、委託契約せず業者に引き取ってもらった

リサイクル目的の廃棄物でも委託契約は必須

古紙・古繊維・くず鉄(古銅等を含む)・空き瓶類は専らリサイクルの目的となる廃棄物で、通称「専ら物(もっぱらぶつ)」と呼ばれています。廃棄物ではありますが、リサイクル目的で回収されます。

リサイクル目的で回収されるとはいえ、れっきとした「廃棄物」。特に、産業廃棄物に該当する専ら物の処理を委託する場合は、書面で委託契約を結ぶ必要があります。

安さで選ばず、誠実に処理してくれる業者を選ぶこと

違法な業者に依頼した場合、産業廃棄物処理業者だけではなく、依頼をした排出事業者にも責任が生じます。処理料金が安すぎる場合は、違法な業者だと知りながら費用を抑えるためにあえて利用していたと思われ、罰せられることもあります。

料金の安さに釣られずに、きちんと産業廃棄物を処理してくれる業者に依頼しましょう。