目的別で選ぶ
産業廃棄物の
処理業者おすすめ3選

詳細を見る

【特集】産業廃棄物を不法投棄など不適正処理する悪質・違法業者に依頼しないために

産業廃棄物の不法投棄の状況について、環境省が発表している平成27年度の不法投棄状況を参考に解説しています。

産業廃棄物の不法投棄の状況

不法投棄の判明件数は、多かった平成10年代前半に比べると大幅に減少しています。しかし、悪質な不法投棄業者が新たに143件も発覚しており、未だに後を絶ちません。

平成27年度末における不法投棄など不適正処理の残留事案は2,646件報告されています。これは前年度よりも63件多く、不法投棄された廃棄物を適正に処理するためには多くの時間を要することが分かります。

悪質な産業廃棄物の収集・処理業者に依頼しないための3つのポイント

本来、産業廃棄物は、排出した側が責任を持って処理しなければならないものです。委託したからといって、責任が収集・処理業者へ移るわけではありません。もしも違法な産業廃棄物の収集・処理業者に依頼をしてしまうと、不法投棄など不適正処理があった場合には「依頼した側(排出事業者)にも責任がある」として措置命令が下されることになります。

そうならないように、悪質な処理業者を見分けるためのポイントを3つ紹介します。処理業者を探している方はぜひチェックしてみてくださいね。

1.産業廃棄物処理業の認可を受けているかどうか

産業廃棄物の処理を依頼する前に、まず「産業廃棄物処理業の認可を受けているかどうか」をしっかりと確認しておきましょう。中には未認可にも関わらず産業廃棄物処理を請け負う業者がいます。業界にいない限り産業廃棄物の収集・処理方法について知るきっかけはほとんどないので、残念ながら騙されてしまう方や企業が多いのも事実です。

産業廃棄物処理業の認可を受けているかどうか調べるためには、環境省のホームページにある「産業廃棄物処理業者情報の検索システム」が便利です。国から認可を受けている業者を調べることができるので、依頼する業者が環境省のデータベースに乗っているかどうか、一度調べてみることをおすすめします。都道府県や政令指定都市で検索することもできるので、まずはこのデータベースで何社かに絞っても良いでしょう。

2.相場を把握すること

極端に安い料金で処理してくれる産業廃棄物の収集・処理業者は、どこかで手抜きをしている可能性があります。最悪の場合、不法投棄など不適正処理をしているかもしれません。産業廃棄物処理の相場をきちんと把握する努力をし、価格の安さを判断基準にしないように注意しておきましょう。

相場は断言できないので、複数の処理業者に見積もりを依頼し比較する必要がありますが、価格の安さだけで選ぶのはあまりにも危険です。相場が極端に安いと分かっていながら依頼した産業廃棄物処理業者が、もし不法投棄を行った場合、注意義務違反として措置命令が下されることがあります。妙に安すぎると感じた産業廃棄物処理業者に依頼するのは、極力避けるべきでしょう。

3.一般廃棄物処理業も併せて認可を受けているかどうか

併せて一般廃棄物処理業の認可も受けているかどうかも確認しておくと、より信頼できる業者が見つかるはずです。

一般廃棄物の処理責任は市区町村長にあるため許可を得るのが難しく、問題を起こした場合は再取得ができません。市区町村長から一般廃棄物処理を委託されている業者なら、より安心して委託することができます。

「優良産廃処理業者認定制度」の認定を受けた業者を利用してみる

排出事業者には、廃棄物を適正処理する責任があります。しかし、どの業者を選べば適正に処理してくれるのか分かりづらいと感じている方も多いのではないでしょうか。そんな時には「優良産廃処理業者認定制度」の認定を受けた業者を利用してみると良いかもしれません。

各都道府県では、優良な処理業者を認定する制度を設けています。国が定めた「産業廃棄物処理業の実施に関し優れた能力及び実績を有する者の基準(優良基準)」に基づき、排出事業者が優秀な業者に委託しやすくなるように設けられたのが「優良産廃処理業者認定制度」です。

国の制度とは別に、東京都環境局では、「産廃エキスパート」や「産廃プロフェショナル」という認定制度があります。東京都の許可を得ている処理業者の中でも特に優良な産業廃棄物処理業者を第三者が見極めるというシステムです。

認定を受けた産業廃棄物処理業者は、できるだけ環境に負荷がかからない方法で処理をしているなど、いっそう厳しい基準をクリアした優良企業ばかり。特に「産廃エキスパート」は業界のトップランナーたる業者ですので、東京都で産業廃棄物を出すときには、この「産廃エキスパート」に認定されている企業を選ぶと間違いがないでしょう。

優良認定を受けた産業廃棄物処理業者の名簿は一部の都道府県では公開されていますので、利用するエリアの各都道府県のホームページをチェックしてみるのも一つの手段です。

実は依頼者も罰則を受ける

「産業廃棄物の処理は業者に頼んでいるから」と、任せっきりにしていませんか?

実は、産業廃棄物の処理責任があるのは排出事業者(依頼者)。委託した産業廃棄物処理業者のミスで排出事業者(依頼者)側も罰則を受けてしまうケースは珍しくありません。もし産業廃棄物処理を業者に一任したいのであれば、念入りに優良業者を選ぶ必要があります。

産業廃棄物不法投棄の事例集

東京都環境局の公式サイトから、実際に合った産業廃棄物処理の不適正処理の事例や、不法投棄の状況について解説します。

極端に安い料金で産業廃棄物を引き取ってくれるという業者に魅力を感じて、依頼してしまう場合もあるかもしれません。しかし、相場よりも安いと分かっていながら産業廃棄物処理を依頼し、不法投棄など不適正処理があった場合、措置命令の対象となります。安さに惑わされないようにしましょう。

処分を受けたのに、すぐに営業を再開している業者に注意

産業廃棄物の不適正処理をした場合、法律では厳しい罰則が設けられています。罰則が与えられると「しばらくは活動できないだろう」と思われがちですが、実際には、新しい会社を立ち上げるなど、わずか数ヶ月で営業再開しているところもあります。

罰則を受けた後に改心した業者もいますが、また不法投棄など不適正処理を行なう業者がいるのも事実。産業廃棄物処理業者は、きちんと調べた上で、どこに任せるか決めましょう。

東京の優良な産業廃棄物処理業者を
チェックする