産業廃棄物の収集・処理業者を料金の安さだけ考えるのはNG

違法業者を選んだ依頼者側にも責任が問われる

産業廃棄物は完全に、安全に処分されるまでは、廃棄物を排出した事業者(依頼者)に責任があります。「安いから」という理由だけで業者を選ぶと悪徳業者につかまってしまう恐れも…。処理業者が不法投棄など不適正処理した場合でも、依頼者側は排出事業者責任を問われるので、業者選びは慎重に行いましょう。

【目的別】安心して依頼できる産業廃棄物処理業者をチェック

業者選びを間違えると
こんな罰則

無許可業者に
廃棄物処理を委託した場合

5年以下の懲役、もしくは1千万円以下の罰金、またはこれらの併科(廃棄物処理法25条)

処理委託契約書を
締結しないで委託した場合

3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金、またはこれらの併科(廃棄物処理法26条)

マニフェストを
交付しないで産業廃棄物を
引渡しした場合

1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金(廃棄物処理法27条の2)※平成30年4月1日より罰則強化

適切に廃棄物を
処理するためには
優良業者に依頼を!

「知らなかった」では済まされない産業廃棄物の収集・処理

無許可業者に産業廃棄物の収集・処理を委託してしまうと、たとえ依頼者側が無許可であることを知らなかったとしても、廃棄物処理法に従って罰せられます。不利益を被らないためにも、適切な処理を行ってくれる優良な産業廃棄物処理業者に依頼しましょう。

優良な産業廃棄物処理業者の
選び方とは?

産業廃棄物処理業者を選ぶときに着目すべきポイントが3つあります。「許可の有無」「契約書・マニフェストの作成」「優良認定等を受けているか」です。この3つのポイントで優良業者を見定め、産廃処理トラブルに巻き込まれないように注意しましょう。

委託する業務の許可を
取得しているか

産業廃棄物の処理は、一般的に「運搬」と「処分」の2つの業務からなっています。また、各々の業務においても取り扱える廃棄物の種類が決められています。委託する廃棄物の許可をきちんと取得しているか確認することが業者選びの第一歩です。

契約書やマニフェストの作成を
取引の条件としているか

業者の公式サイトをチェックすれば契約書やマニフェストに対してどのように対応しているのか、知ることができます。契約書とマニフェストの対応を適切に行うことは、優良業者としての最低条件です。きちんと対応しているか必ずチェックしましょう。

優良認定等を受けているか

公的機関や第三者機関から優良認定を受けている業者には安心して依頼できます。特に都が認定する「産廃エキスパート」や国の認定制度である「優良産廃処理業者認定」、国際規格「ISO14001認定」をそれぞれ保有している業者は信頼性が高いと言えます。

目的別安心して依頼できる
おすすめ業者3

信頼できる業者を選ぶには「どんな廃棄物を処理するのか」という目的を押さえておくことが大切です。ここでは廃棄物処理を依頼する目的を3つに分け、上記の選び方のポイントをクリアしたおすすめ業者を紹介。処理を依頼したい廃棄物の種類や排出の頻度に合わせて業者を選びましょう。

日常的な廃棄物の処理を
お願いしたいなら

要興業

定期回収を依頼するなら、
まず検討したい業者

東京エリアを中心に、7,000を超える現場の廃棄物処理を行なっている要興業。他地域に比べて複雑な東京の産業廃棄物処理ルールを知り尽くしている業者です。年間50回を超えるセミナーを行ない、処理を依頼する事業者にも廃棄物処理の正しい知識を伝えています。

要興業の公式サイト

引用元:要興業
https://www.kaname-k.co.jp/

対応しているマニフェスト

電子マニフェスト※排出事業者が委託した産業廃棄物の流れを、通信ネットワークで管理する仕組み

要興業の産業廃棄物処理を
公式サイトで見る

電話で問い合わせる

収集・運搬可能な廃棄物

一般廃棄物処理※家庭ごみや産業廃棄物以外の事業ごみ
産業廃棄物処理※事業活動に伴って生じた20種類のごみ
特別管理産業廃棄物処理※爆発性、毒性、感染性がある産業廃棄物

認定の有無

産廃エキスパート※東京都認定のトップランナー的産業廃棄物処理業者
優良産廃処理業者認定※わずか1%の優良な産廃処理業者のみが持つ国の認定制度
ISO14001認定※日々、環境への配慮を行う企業が持つ国際標準規格

リサイクルへの
取り組み

要興業は廃棄物処理についての知識を広めるために、東京都23区内の小学校で廃棄物教育を行っています。リサイクルの仕組みを説明したり、リサイクル工場の内部を小学生に見学させたりと地球環境の未来を見据えた取り組みを積極的に行っているようです。

産業廃棄物の
処理事例

  • 蛍光ランプを安全に処理
    してリサイクル工程へ

    収集された蛍光ランプは「蛍光ランプ破砕プラント」という設備で有害物質を出さないように処理。安全に次のリサイクル工程へ運ばれます。

  • PC・OA機器を
    手作業で分解

    要興業ではハードディスクやモニターなどの電子基板や配線を、手作業で分解して分別。パーツごとにリサイクルしやすいようにしています

  • 机・椅子などは
    重機で砕いて分別

    運ばれてきたデスクや椅子、ロッカーなどを重機で細かく粉砕。銀やアルミといった素材ごとに分別し、リサイクルに向けて保管されます。

基本情報

  • 所在地

    東京都豊島区池袋2-14-8 池袋NSビル

  • 営業時間

    9:00~17:30

  • 定休日

    土日・祝日

  • 対応エリア

    東京23区中心

要興業の産業廃棄物処理を
公式サイトで見る

電話で問い合わせる

臨時でお願いしたい
廃棄物処理なら

リサイクル・
ネットワーク

高い技術と安心感のある運営で
多くの認定を受けている

1回のみの臨時回収にも気軽に対応してくれるリサイクル・ネットワーク。高いリサイクル技術と環境に配慮した産廃処理が強みで、優良業者として数々の認定を受けています。事務所の移転・閉鎖時や工場で出た廃棄物など、不定期に出る廃棄物処理にも真摯に対応してくれる、安心して頼れる業者です。

リサイクル・ネットワークの公式サイト

引用元:リサイクル・ネットワーク
https://www.r-nw.com/

対応しているマニフェスト

スマートマニフェスト※運用は電子マニフェストと同じで、日々の「情報処理センター」への登録を代行してくれる便利なシステム

リサイクル・ネットワークの
産業廃棄物処理を
公式サイトで見る

電話で問い合わせる

収集・運搬可能な廃棄物

一般廃棄物処理※家庭ごみや産業廃棄物以外の事業ごみ
産業廃棄物処理※事業活動に伴って生じた20種類のごみ
特別管理産業廃棄物処理※爆発性、毒性、感染性がある産業廃棄物

認定の有無

産廃エキスパート※東京都認定のトップランナー的産業廃棄物処理業者
優良産廃処理業者認定※わずか1%の優良な産廃処理業者のみが持つ国の認定制度
ISO14001認定※日々、環境への配慮を行う企業が持つ国際標準規格

リサイクルへの
取り組み

リサイクル・ネットワークは、「熱回収」「再生利用」「再使用」などの多角的視点からリサイクルを提案。リサイクルに関する提案料は無料で、相談・見積もり料もかかりません。環境に配慮し、顧客の処理費用の削減とリサイクル率向上へと貢献してくれる頼れる産業廃棄物処理業者です。

産業廃棄物の
処理事例

  • 引越しで出た不要品を
    リユース・買取

    移転・引越し時に出た不要品をリユース。質の良いものは買い取ってくれ、きめ細やかな対応でコストダウンを実現してくれます。

  • 情報漏洩を防ぐ
    機密書類の処理

    病院のカルテを処理する際にカルテが保管された箱ごと焼却。処分費用を抑えながら、情報漏洩の心配がないよう処理した事例があります。

  • イベント開催時に発生
    したゴミを臨時回収

    ディスプレイ品や生ごみ、賞味期限が切れた飲食物など、イベント開催に伴って排出された臨時ゴミの処理にも対応してくれます。

基本情報

  • 所在地

    東京都大田区大森北1-1-5 BURG大森1F

  • 営業時間

    8:00~18:00

  • 定休日

    日・祝日

  • 対応エリア

    東京・千葉・埼玉・神奈川・山梨・茨城・栃木・群馬・静岡

リサイクル・ネットワークの
産業廃棄物処理を
公式サイトで見る

電話で問い合わせる

化学薬品や危険物の処理を
お願いしたいなら

アサヒプリテック

一般業者では扱いきれない
危険な産業廃棄物も処理可能

通常の処理業者では扱いの難しい「特別管理産業廃棄物」の処理に対応できるのがアサヒプリテックの強み。特別管理産業廃棄物とは爆発性・毒性・感染性があり、扱うのが危険な廃棄物のことです。電子マニフェストを採用しており、ネットで依頼した廃棄物の状況を確認できます。

アサヒプリテックの公式サイト

引用元:アサヒプリテック
http://www.asahipretec.com/

対応しているマニフェスト

電子マニフェスト※排出事業者が委託した産業廃棄物の流れを、通信ネットワークで管理する仕組み

アサヒプリテックの
産業廃棄物処理を
公式サイトで見る

電話で問い合わせる

収集・運搬可能な廃棄物

一般廃棄物処理※家庭ごみや産業廃棄物以外の事業ごみ -
産業廃棄物処理※事業活動に伴って生じた20種類のごみ
特別管理産業廃棄物処理※爆発性、毒性、感染性がある産業廃棄物

認定の有無

産廃エキスパート※東京都認定のトップランナー的産業廃棄物処理業者
優良産廃処理業者認定制度※わずか1%の優良な産廃処理業者のみが持つ国の認定制度
ISO14001認定※日々、環境への配慮を行う企業が持つ国際標準規格

リサイクルへの
取り組み

アサヒプリテックは貴金属のリサイクルに力を入れています。廃棄物に含まれるわずかなレアメタルを逃さず回収。再び製品として送り出せる状態にします。テクノセンターを独自に有し、リサイクル技術の開発向上に努めている産業廃棄物処理業者です。

産業廃棄物の
処理事例

  • 貴金属やレアメタルの
    リサイクル

    電子基板や、基盤の製造工程で出た端材を回収してくれます。金・銀・パラジウムなどの貴金属やレアメタルをリサイクルできる技術があります。

  • 液晶パネルから
    インジウムを回収

    アサヒプリテックの独自技術を用いれば、液晶ディスプレイに含まれる「インジウム」という金属を抽出してリサイクルできます。

  • 医療機関のゴミを
    無害化処理する技術も

    医療機関から出るレントゲンフィルムや現像液、製版フィルムなどの廃棄物を無害化してリサイクルするか、適正に処分してくれます。

アサヒプリテックの基本情報

  • 所在地

    東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー11F

  • 営業時間

    9:00~17:30

  • 定休日

    土日・祝日・夏季休暇・年末年始

  • 対応エリア

    47都道府県全て

アサヒプリテックの
産業廃棄物処理を
公式サイトで見る

電話で問い合わせる

feature特集産業廃棄物の処理を
悪質・違法業者に依頼しないために

不法投棄の画像

産業廃棄物処理のリスクを減らす
業者の選び方

毎年のように問題になっている産業廃棄物の不法投棄。処理業者のミスや違法行為で排出事業者側にも罰則が下る事例はいまだに発生しており、産廃処理には大きなリスクを伴うのが現状です。ここでは、安心して産廃処理を依頼するために注意すべきポイントを解説します。

  • check1

    実は依頼者
    (排出事業者)も
    罰則を受ける

    産業廃棄物を処理する責任は、依頼した排出事業者にあります。委託した業者が不適正処理をしていた場合、たとえ排出事業者が事実を知らなくても罰則が下ります。処理業者は慎重に選びましょう。

  • check2

    産業廃棄物
    不法投棄の事例集

    不法投棄など不適正処理の事例を解説しています。中には、知らないうちに不適正処理に手を染めてしまった排出事業者も。そうならないよう、違反事例に目を通しておくことをおすすめします。

  • 番 外

    処分を受けたのに
    すぐに営業を再開
    している業者に注意

    不法投棄には厳しい罰則が設けられています。しかし、罰則を受けても、すぐに営業を再開する違法な処理業者がいるのも事実。委託のリスクを抑えるためのポイントを紹介します。

環境配慮を考えた
産業廃棄物のリサイクルを調査

産業廃棄物のリサイクル方法と
期待できる利益

産業廃棄物をリサイクルするよう、企業には社会的責任の一環として「循環型社会への貢献」がますます求められています。再資源化ビジネスが広がりを見せていく中で、知っておきたい産業廃棄物のリサイクルに関する基礎知識や、リサイクルに力を入れている産廃処理業者を調査しました。

リサイクルを
積極的に行っている
業者はどこ?

どのようにリサイクル
しているのか

産業廃棄物のリサイクル方法には様々な手段が用いられます。木くずや汚泥、動植物性残さなど、どのようにリサイクルされているのか一つずつまとめています。

リサイクルのメリット

産業廃棄物をリサイクルすると、資源の枯渇を遅らせることができるのはご存じかもしれません。では、排出事業者にとってリサイクルにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

目的別オフィスゴミの
処理方法

適切に処理しないと違法行為に…

オフィスから排出される廃棄物を処理する場合には、処理業者と委託契約を交わす必要があります。不法投棄など不適切処理をするような悪徳業者に処分を依頼すると、依頼者側にも責任が問われるので慎重に業者を選びましょう。

コストダウンできる
工場などの
廃棄物処理

コストダウンするならリサイクルを考えよう

現在、リサイクル業界の技術向上により、リサイクル処理(資源化)が可能な廃棄物の種類がどんどん増えています。一般的に廃棄物として焼却や埋立処理をするよりも、リサイクル処理をした方が環境面に良いだけでなく、コスト面でも安くすみます。全国的に廃棄物の処理料金が値上がり傾向にある中、廃棄物のリサイクル化はますます有効的な経費削減策になります。廃棄物を回収するだけの業者ではなく、リサイクル提案のできる産業廃棄物処理業者を選びましょう。

知っておきたい!
産業廃棄物処理に関する基礎知識Q&A

産業廃棄物処理の優良業者選びには、
正しい知識から

産業廃棄物について知っておきたい基礎知識をまとめています。知らないでいると、知らず知らずのうちに法律に違反してしまう恐れもあります。廃棄物処理を依頼する際や委託業者選びに役立ててください。

  • 産業廃棄物の種類

    廃棄物の中の産業廃棄物の種類について解説。産業廃棄物と特別管理産業廃棄物の種類を詳しくまとめています。細かい分類が知りたい方はこちらをチェック。

  • 産業廃棄物と
    一般廃棄物の違い

    産業廃棄物と一般廃棄物にはどのような違いがあるのでしょう。分け方・処理責任の所在・共通点・違法になってしまう処理方法などについて解説しています。

  • 産業廃棄物処理に
    かかる費用相場

    廃棄物処理にかかる費用の相場一覧です。廃棄物処理費用、回収運搬費用、リサイクル品回収費用などを掲載しています。また、コストダウンのポイントも紹介しています。

  • 委託契約書とマニフェスト

    排出事業者が発行するマニフェストにはとても重大な役目があります。マニフェストの運用目的や流れ、紙・電子マニフェストといった種類の違いを確認しましょう。

今すぐ依頼したい!
東京の優良な産業廃棄物
処理業者を調査

優良企業を見分けるポイントをチェック

産業廃棄物を安心して依頼できる優良業者を見分けるには、「許可を取得しているかどうか」「契約書の締結とマニフェスト交付を取引の条件にしているか」「優良認定を受けているどうか」にあります。さらに、「一般廃棄物の許可も持っているか」「見積もりが安すぎないか」も併せてチェックしましょう。優良業者を見分けるコツや該当する業者を紹介していきます。

東京の優良な産業廃棄物処理業者を
詳しくチェックする